2018年03月15日
真言宗の葬儀がどのようなものであるか知っておっく
葬儀を行う際にはその故人の宗派にあわせて行う必要があり、仏教の中にも様々な宗派があるのでそれぞれがどのような方法で行われるのかを知っておく事が大切です。密教と呼ばれている真言宗では灌頂と呼ばれる儀式が行われますが、灌頂では亡くなった人の頭に水を灌ぐ儀式を行います。
また土砂加持と呼ばれる儀式では、土砂を洗って清めて護摩を修して本尊の前で光明真言を唱えて、この土砂を遺体にかけて納棺する儀式があります。焼香の方法や回数などもそれぞれの宗派によって異なりますが、真言宗では3回香をくべるのが正しいとされています。
焼香をする方法は香を額の高さまで掲げて行いますが、参列者が多く焼香に時間がかかってしまう場合には1回だけに短縮される事もあります。数珠のそれぞれの宗派によって使い方が変わってきますが、真言宗の場合には108個連なっている本連が正式とされています。
使用する石の色は茶色や黒色が多く、女性が使用する数珠の場合には水晶を使ったものなどもあり細かい規定はありません。房が左手首の内側に来るように数珠をかけて、右手は添えるように合掌をして数珠を擦り合せて使用するのが特徴です。
故人がどの宗派であったのかが分からず参列した際には、喪主や会場の人に確認をしてどの宗派であったかを知っておく事が大切です。確認する事が難しい場合には、喪主の焼香の方法や回数などを確認しておいてどの宗派であるかを判断して、それを真似て焼香や合掌を行う事も重要です。
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